巻物

寒い休日の夕暮れに昔を思い出す

月と山と幻を酔いながら

生きていく上で、「フライドポテト」の立ち位置ってなんだろう。関係ないって思う?「親友」は、あなたにとってなんの意味があるんだろう。

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自信を持って大声を出す妹と季節はずれの雪

セミももう鳴いていない夏の晩。
少年は家の縁側に座り、スイカをかじっていた。
西瓜をかじっては種を外に向けて吐いていると、ときおり種が飛ばずに、自分の体に落ちたりしていた。
隣に置いているかとり線香の香りと、うちわで扇ぐ蒸し返す夜、それと口に広がるスイカの味。
少年はそれらを感じながら、この夏これからどんなことして遊ぼうかな、と思っていた。

蒸し暑い週末の午後に想い出に浸る
ここ最近、おなかのぜい肉をなんとかしないとと考え腹筋を頑張っている。
子供を私のお腹にしがみつかせて数を声を出し数えながら筋トレを行っていたら、娘とのコミュニケーションにもなるし、子供も数を記憶するし、私のひどい脂肪も減るし、一粒で二度おいしいことだとばかり思っていたけれど、最初のうちは、しっかりしがみつきながら笑っていた子供も退屈なのか、やらなくなってしまった。

泣きながら跳ねる先生と枯れた森

ある涼しい日の夕方、少年はお母さんからおつかいをお願いされ、ハクサイとねぎと豚肉を買いにいく途中であった。
少年はほくそ笑んだ。
今日はしゃぶしゃぶだ!いやっほぅ!…と。
しかし、事件はその後すぐ起きた。
なんと、ズボンのポッケに入れていたおつかいのためのお金2千円が、無いのである!
少年はスーパーのレジの行列に並んでいる時、大丈夫だよね、とズボンのポッケに手を入れて確認してみたのだ。
そして、その瞬間、お金が何処にもないという事実に気が付いたのだ。
怒られるのを承知で、少年はしょうがなく手ぶらで家路につくことにした。
これからは、お金はクツの中かくつ下に入れることにしよう。
少年は悔し涙を浮かべつつ、固く決意した。

喜んで踊るあいつと横殴りの雪
私の部屋は、クーラーも暖房もない。
そのために、扇風機と冷やしたレモネードを飲みながら仕事をする。
一週間前、扇風機を動かそうと思い、回したまま持ってしまった。
そしたら、扇風機の歯が止まったので「なんで?」と不思議に思い,じっくり見た。
なんと、邪魔をしているのはまさかの自分の中指だった。
手を放すと、また活発に回転を始め、自分の指からは血が出てきた。
まったく痛みも感じる間もなかったが、注意しようと思った。

ノリノリで踊る彼女と俺

近頃、小説を読まなくなった。
20歳の時は、かかさず読んでいたけれど、このごろ、仕事があるし、時間をとりにくい。
もし時間があっても、ゆったりと好きな小説を読むという気持ちになかなかなりにくいので、見ていても楽しく感じにくい。
しかし、かなり楽しめる小説に10年ぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がすごく好きだから、お二人が新人賞をとった群像文学新人賞が私の好みのものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
けれど、次の輝いている若手がいないかと気になるからまた読んでみたい。
だけど、純文学だからと無理やり難しい単語を使っているけれど内容が伝わりにくいものも多いからさびしい。

どしゃ降りの休日の深夜はシャワーを
いつものEくんから送られるMAILの中身は、何のことを話したいのか何も分からない。
お酒が入ってても酔ってなくてもほとんど理解できない。
そう思っていたけれど、彼が部署で作成したという、会社の商品とおすすめについての文書を見た。
まともな文書を書くことが出来るんだ!とびっくりした。

どんよりした土曜の午前は窓から

旅でも仕事でも、韓国への渡航回数が多い。
縁があるのは、日本からすぐの釜山。
観光ももちろんだが、女性はスキンケア商品や小物など興味がある方も多いようだ。
韓国人は見た目へのこだわり、つまり外見を磨くことに関しての勢いは強い。
就職や、お見合いの際に、日本よりも露骨に判断するシーンが多々ある。
お国柄か、韓国で販売されるコスメは、美容に効果抜群の成分が、日本製より多く含まれている。
という事から、自分に合うものを見つけるのは大変かもしれないが効果は期待できるのではないだろうか。

無我夢中で歌う先生と花粉症
小学生のころから、本は嫌いじゃありませんでしたが、暇なときに、家の本棚や図書館にある本を読んでいました。
真剣に考えながら進めるようになったのは、高校生のとき。
国語で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを学習してからです。
物語は、彼氏を失った主人公さつきの、高校時代の回想が始まりです。
恋人を亡くすなんて経験は当時も今も、ないです。
しかし、高校時代の私に主人公の切ない気持ちかぶってしまいました。
複雑な感情でした。
その子と、高校生の私の年齢が近かった事、それもあってだと考えています。
その帰りに、その文庫本を買って帰ったのが本を買った一番最初です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔のお話ですが、永遠に色あせない名作だといわれています。

笑顔で踊る彼女とファミレス

日本は、数多くの祭事があるだろう。
自分の目で確認したことはないのに、とても良く知っているのは、秩父夜祭で、別名、冬祭りがある。
豪華な彫刻を施した、笠鉾と屋台の合計6基。
お祭り会館を見学したときには、実際の様子を写したビデオや実際の大きさの物を見ることができた。
真冬に行われるので、冬祭りとも呼ぶみたいだ。
体験したいし見たいお祭りの一個だ。
冬祭りとは逆に、夏に開かれているのは、福岡市のほうじょうやがよく知られ、すべての生き物の生を奪う事を禁じるお祭り。
今から大分前には、この祭りの期間、魚釣りもしてはいけなかったとの事。
伝統ある祭りも大切だが、私は屋台も同じく好きなのだ。

雨が上がった金曜の昼は歩いてみる
ここ最近、ひとり娘が外で遊びたがらない。
日差しが強いからか、室内でお気に入りがめっちゃもらってふえたからか。
わずか前までは、大変いつもの広場に出かけたがっていたのに、このところは、ある程度でも出かけたがらない。
なんというか、男親だと、現在困ることもなく、気にしないが、だが嫁はほんの少しでも考えている。
けれど、日差しが強い場所でいさせるのも熱中症が不安だ。

手裏剣


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