巻物

雹が降った祝日の夕方は友人と

月と山と幻を酔いながら

ねえみんな、「春巻き」について考えてみよう。それほど難しく考える事って無い気がするんだ、「好奇心」のことって。

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息もつかさず跳ねる妹とあられ雲

2ヶ月前まで少しも存在を知らなかったが、プール用オムツなるものが売っていた。
都会では、水用オムツ着用で入れる所と入らせてくれない所があり、場所によって違うらしい。
確かに、赤の他人からは、もれないオムツでも小便など中に存在しているオムツで同じところに入られたら、いい気持ちはしない。
だけれど、親だったら、入れてあげたいとも思う。
さりとて、立場が逆だったらたいそういやだ。

前のめりで踊る妹と夕立
健康診断は、いつもなぜか引っかかる。
心臓だったり、血液の数値だったり、尿だったり。
胃の検診を発泡剤とバリウムを一杯飲んで受けてみて、健診結果をもらうと、胃がんの疑わしさが存在して、いち早く、胃の再検査を紙面に記載の病院にて受けてください。
と記されてあったのには、あせった。
あせったというか、むしろ心配だった。
大急ぎ指定病院に診断されに原付で行ったら、ただの胃炎だった。
胃はずっと前からズキズキしていたので、検診に引っ掛かったのはわかるが、文で私の名前と胃がんの疑惑があると記載してあったらおっかなかった。

ゆったりと大声を出す弟と枯れた森

だいたいは、至って無地の格好をしている私は、かなり驚かれるけれど。
下着やコスメやドレスまで揃い、全部使いたいと考えれば破産しそうだ。
それでも、jillは辞められない。

雲が多い日曜の夜に足を伸ばして
仕事用で何枚かスーツに合うワイシャツを購入しているけれど、大体選ぶ時にかなり試しに着てみる。
それ程、ワイシャツに厳しいのもレアかと思った。
でも、昨日、シャツはオーダーメイドしてもらうと言っていた方がいらっしゃったので、非常にびっくりした。
たしかに、ワイシャツひとつできまって見えるのはいいな、と考えた。

凍えそうな火曜の午前に立ちっぱなしで

ずいぶん遠い昔、見たことのあるシネマが、before sunriseというもので、日本でのタイトルは恋人までのディスタンスという。
20歳のお姉さんに、「名作だよ」と絶賛されていた物語だ。
電車内で居合わせたアメリカ人のジェシーと、フランス出身の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌは少しの間オーストリアのウィーンを旅する話だ。
この話の構成の面白い部分は、特にこれといった問題発起や盛り上がりがあまり無いところ。
出会ってすぐの2人は、恋、それに、平和に関してじっくり討論する。
まだ中学校3年生だった私は、分からないことが多く、幼く、なんとなく見過ごしたシネマだった。
実は、先日、たまたまDVD屋さんで発見し、懐かしく思い借りて、観賞したところ大変心に響いた。
中でも、レコード屋でKATH BLOOMのCOME HEREを聞きながら、無意識に見詰め合ってしまう部分。
2人とも帰国がやってきて、要は、サヨナラのシーン、そこでエンドを迎える。
見た当時は心に響かなかったこのシネマ、時を隔てて楽しむと、すこし違った見方ができるのかもしれない。
それから、KATH BLOOMのアルバムを、CD屋で見つけて流している。

目を閉じて叫ぶ弟とぬるいビール
打ち上げ花火の時期だけど、しかし、住んでいる場所が、リゾート地で毎週夜に、打ち上げ花火が打ち上っている、すでに見慣れてしまって、新鮮さも感じなくなった。
毎週夜に、花火をあげているので、クレームも多いらしい。
自分の、家でも花火の音が大きすぎて娘がびくびくして涙を流している。
シーズンに一、二回ならいいが、夏休み中、毎週夜に、一時間近くも音がなっていては、いらいらする。
早く花火が上がらなくなればいいのにと思う。

ぽかぽかした日曜の夜明けに想い出に浸る

普段、部屋で一人で出来るような業務をして、忙しい時期などお声がかかると派遣先に仕事に出る。
たった、ひと月に何回が、最強に億劫に感じてしまう。
ここまで嫌なら辞めてしまおうなど。
一日が始まればやる気になるけれど、大勢の人間にはさまれて、チームで仕事を行うのは気疲れする。
なんて、友人に持ちかけると、気持ちは分からなくない、と言って、クスクス笑っていた。

控え目に大声を出す彼と紅葉の山
今日の夕食は一家そろって外食なので、少年は昨日からすごく楽しみにしていた。
何を注文しよう、と夜が待ち遠しくて、いろいろと思いを巡らしていた。
カレーやハンバーグ、天ぷらうどんやざる蕎麦、なんてメニュー一覧には何が載っているのかも楽しみだった。
行くのは最近開店した和風レストランだ。
お父さんが運転している車はそろそろ目的地に着く頃だ。
お母さんは助手席でのんびり景色を見ている。
お姉さんは少年の隣で、携帯電話をいじっている。
少年は車から降りると、喜び勇んで入り口の扉を開いて家族を待った。

雨が降る木曜の夕方は熱燗を

オフィスで親しくなったOLさんがいる。
ちょっと風変わりな女性で、その話がいつも興味深かった。
おまけに彼女は資格大好きだということ。
保育士の資格、ネイリスト検定2級、インテリアコーディネイター。
児童英語教師、フランス語検定2級、元スチュワーデス。
公認会計士まで持っていると言っていたような・・・。
さすがに公認会計士の件を友人に話してみたところ、あなたの聞き間違いじゃないかと思う、と言われたけれど。
彼女は、かなり年上の部長と職場結婚で退職していった。

悲しそうに叫ぶ兄さんと紅葉の山
ひえしょうにかかってからは、わずかにしんどいけれど、結局冬がマストだ。
外の空気が乾燥しているので、引き締まったような香り、加えて電気カーペットの温かさ。
真冬の日差しって優雅な気持ちにしてくれるし、一眼を持って、朝の海もかっこいい。
季節を撮りたかったら、レフもOKだけれどトイカメラで気持ちよくシャッターに収めるのが本当に良い感じの一枚が発見できる。

手裏剣


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